赤ちゃんの肌にやさしいおすすめベビーローション!正しい選び方&使い方で肌トラブルを防ごう
とってもデリケートな赤ちゃんの肌は、 湿疹やあせも、おむつかぶれなど肌トラブルが尽きないもの
。
「保湿が重要」と聞くけど、どのベビーローションがうちの子に合っているのか分からないというママ・パパも多いのでは?
そこで今回は、 ベビーローションの選び方や肌悩み別のおすすめの成分、効果的な使い方
まで解説します。赤ちゃんに合ったベビーローションですこやか肌を育みましょう◎
毎日の保湿ケアに!ベビーローションの効果や特徴
ベビーローションは油分と水分がバランスよく含まれた乳液タイプの保湿剤で、 肌の乾燥を防いでうるおいを与えます 。さらさらとしたテクスチャーで全身に塗りやすいため、 毎日の保湿ケアにおすすめです 〇
薄くて未熟な赤ちゃんの肌
赤ちゃんはもちもち肌に見えても、実は 大人の肌よりも薄く、肌を守るバリア機能も未熟な状態
。
そのため、よだれや汗、紫外線や乾燥、ホコリなどのちょっとした刺激でも肌トラブルになりやすく、 一年中、肌荒れや乾燥と隣り合わせなんです
。
また、肌の状態が悪くかゆみを起こしたりする場合、 赤ちゃんも不快感で眠れないなど生活の質にも大きく影響します。
だから、毎日の保湿ケアでお肌のバリア機能を守ってあげることが大切です◎
\3歳までのスキンケアは将来の肌にとっても重要!/
肌が形成される3歳までに肌トラブルを繰り返すと、大人になってからも肌トラブルになりやすいともいわれています。
赤ちゃんにピッタリなベビーローションの選び方!5つのポイント
ベビーローションは商品によって配合されている成分や使用感などは異なります。また、人気商品や口コミがよい商品でも、「うちの子には合わなかった」なんてことも。 ここではベビーローション選びのコツについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
ポイント1. 保湿・肌トラブル予防の成分に注目
皮膚が薄く皮脂も少ない赤ちゃんは、肌なじみのよいオイルを含む 保湿力の高いベビーローションでのケアがおすすめ
。
肌にうるおいを与える シアバター、ホホバ油、スクワラン、セラミド
など保湿成分や、肌トラブルの予防として以下の成分にも注目しましょう。 そのため、よだれや汗、紫外線や乾燥、ホコリなどのちょっとした刺激でも肌トラブルになりやすく、 一年中、肌荒れや乾燥と隣り合わせなんです
。
肌トラブル | 成分例 |
---|---|
湿疹・あせも | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントインなど |
おむつかぶれ・よだれかぶれ | ビワ葉エキス、チョウジエキスなど |
アトピー | ラクトフェリン、ポリリジン、コンフリー葉エキス、セージ葉エキスなど |
※肌トラブルの予防としておすすめの成分になります。肌トラブルがある場合は基本的に化粧品の使用はお控えください。
ベビーローションで湿疹やかぶれを防ぐには 肌荒れを鎮めるような成分
がおすすめ。
アトピー肌の予防としては、黄色ブドウ球菌などがアトピーを悪化させることも知られており、 抗菌作用や免疫調節機能を整えるような成分
をチェックしてみるとよいでしょう。
肌トラブルの予防には赤ちゃんの肌を清潔にするのが第一。よだれや汗、食べこぼし等の汚れは清潔にしたうえで保湿をしましょう◎
ポイント2. 無添加・低刺激処方が◎
デリケートな赤ちゃんの肌には できるだけ刺激が少ないベビーローションがおすすめ 。以下のような成分は肌に刺激となる可能性があるため、なるべく避けるほうがベターです。
ポイント3. 赤ちゃんが嫌がらない塗り心地も大事
毎日塗るものなので 伸びがよく塗りやすいベビーローションを選ぶのも大切 。保湿した後に肌がべたべたな状態だと服を着せにくいうえに、赤ちゃんも居心地が悪そうになるので、塗った後に さらさらしてべたつかないテクスチャーが ◎
30代・女の子 0歳9か月のママ
先輩ママの体験談
保湿力が高いのがいいけどべたべたし過ぎると子どもが嫌がるので、子供が嫌にならない伸びのいいローションを使ってます〇
ポイント4. 安全性テストの記載をチェック
肌への安全性が心配という場合は、「アレルギー」「パッチテスト」などの安全性テストを実施しているかチェックしましょう。
ただし、「アレルギーテスト済み」などの記載があっても、必ずしもすべての方に皮膚刺激やアレルギーが起こらないというわけではないため、注意書きもよく確認しましょう。
ポイント5. 医薬部外品は目的に合わせて選ぼう!
肌荒れなどの肌トラブルが気になる場合は、 医薬部外品(薬用)
のベビーローションを検討してみてください。
医薬部外品(薬用)は、厚生労働省が許可した効能・効果を持つ有効成分が配合されており、「肌あれ、あれ性」「あせも、にきびを防ぐ」などの効果を表示することができます。
ただし、 基本的に肌を清潔に保ち、しっかり保湿をすることで肌トラブルの発生は防ぐことができます。
赤ちゃんの肌悩みが特に気にならず、 保湿ケアをメインにしたいという場合は一般化粧品
で十分です◎
30代・女の子0歳 6か月 男の子3歳のママ
先輩ママの体験談
できるだけ肌にやさしい成分ももちろんだけど、香りや価格も選ぶ際はチェックしてます。個人的には香りがついてるものが好きで、子供は見た目がカラフルなボトルだと喜んでます^^
ベビーローションの上手な使い方!4つのアドバイス
ベビーローションは選び方だけでなく使い方も肝心!上手な使い方を押さえて、肌トラブルを防ぎましょう。
ポイント1. 頭から足先まで全身たっぷりと
保湿剤は手のひらで塗り広げて温めてから、 頭から足先まで全身たっぷりと塗っていきます
。
特によだれかぶれ・おむつかぶれしやすい お口・おしりまわりや、見落としがちな首のシワや膝の裏、股のシワなども伸ばしてしっかり保湿ケアしましょう
。
頭皮がカサカサしている場合は、髪をかき分けて保湿するとよいですよ。
ポイント2. 塗りすぎくらいがちょうどいい◎
ベビーローションはテカテカくらいたっぷりと塗るのがポイント。 赤ちゃんの体の各パーツ500円玉サイズくらいを目安
にするとよいです◎
塗る量が足りていないと保湿効果がきちんと発揮されません。
ポイント3. ベビーローションは朝晩の1日2回が理想
ベビーローションはなるべく 朝晩2回塗るのが理想 。
お風呂上りだけ塗って終わりというママ・パパも多いかもしれませんが、眠っている間にも水分が失われて朝は肌が乾燥しやすい状態です。
そのため朝も着替えのタイミングなどに保湿ケアし、 日中の刺激や乾燥から肌を守ることが大切です
。
沐浴・お風呂上りは5分以内の保湿が勝負!
お風呂上りは肌の皮脂が失われて水分が急激に蒸発するため、体を拭き終わったら 「すぐ保湿」
を習慣にしましょう。
そのほか食事後やおむつ替えのタイミングも、お口・おしりまわりを清潔にして、こまめに保湿してあげましょう◎
ポイント4. 冬はローションにクリームやワセリンで重ね付けも◎
空気が乾燥する冬や特にカサカサしている部位には、 ベビーローションを塗った後、 さらに油分の多いクリームやオイル、ワセリンなどを重ね付けがおすすめです 。
特に、 ほっぺやひじ、膝、足首などの関節 はカサカサしやすいため、ベビーローションだけでなく、より保湿力の高いクリームなどの合わせ使いで乾燥を防ぎましょう。
またベビーローションを塗った後に、おしりにはおしりケア専用のクリーム、顔にはベビーフェイスクリームなどを足して保湿するのもおすすめです◎
動画で使い方を見る
ベビーローションのあるある悩みQ&A
Q. ベビーローションを使い始めるのはいつ?
A. 生まれてすぐから使い始めましょう 。
特に0~3か月の月齢が低い赤ちゃんは乳児湿疹やあせも、おむつかぶれなどの肌トラブルになりやすいため保湿ケアが必要です。
肌を清潔に保ち保湿剤を十分に塗布してケアすることで、 湿疹やアトピー性皮膚炎の予防にもつながります
。
Q. ベビーローションはいつまで使う?
A. ベビーローションはいつまでという決まりはありませんが、 肌のバリア機能が形成される3歳頃までは毎日保湿ケアを続けるのが理想です
。
保湿は大人になってからも必要なため、その時の肌の状態や季節に合った保湿剤を使うことが大切です。
Q. ベビーローションは顔に塗っても大丈夫?
A. ベビーローションは顔に塗っても問題ありません。 。
特に赤ちゃんのほっぺが赤くカサカサしているときは乾燥しているサインなので、保湿が必要です。
ただし、初めて使う場合はデリケートな目や口まわりは避けて、少量塗って様子を見てから使用を継続すると安心です。
Q. ベビーローションとベビーオイル、ベビークリームの違いは?
A. ベビーローションは、水分が多く乾燥を防いでうるおいを与える役割があるのに対し、 ベビークリームやベビーオイルは油分が多く皮膚を保護する役割があります 。
そのため、ベビーローションは毎日の保湿ケアとして使用し、乾燥する冬や乾燥が気になる箇所にはベビークリームやベビーオイルをさらに重ね付けて使うのがおすすめです◎
ベビーオイル | 赤ちゃんのマッサージや、おへそ回り・おしり周りのふき取りにもピッタリ。 |
---|---|
ベビークリーム | ローションよりも油分が多く保湿力が高い。特に乾燥しやすい部分に重ね塗りするのもおすすめ。 |
乾燥・湿疹がひどいときはためらわずに受診を
乾燥がひどい場合や湿疹がすでに出ている場合は、 市販のベビーローションは使用せず、病院への受診をおすすめします 。
保湿剤だけでは症状が良くならず、ステロイド剤などの薬を使って対処が必要な場合もあります。
また 湿疹が出ている部分に保湿剤を塗るとかえって悪化させてしまう場合もあるため、自己流でどうにかしようと思わず病院の指示に従ってケアしましょう
。
赤ちゃんにピッタリなベビーローションで肌トラブルに負けないすこやか肌へ
赤ちゃんの肌は薄くて未熟なため、ちょっとした刺激でも湿疹や赤みが出たり、カサカサしたりと肌トラブルになりがち。そのため毎日のこまめな保湿ケアが欠かせません。
赤ちゃんやママ・パパにとっても毎日使い心地のよいベビーローションを見つけて、肌トラブルに負けないすこやか肌を育みましょう!
30代・女の子2歳 男の子5歳のママ
先輩ママの体験談
保湿力が高いものじゃないと乾燥してかいてぶつぶつが広がることが多かったです。なのでなるべく高保湿なベビーローションを使ってプラスでワセリンなども使ってました。