キッズもママも嬉しい「子ども向けシャンプー」の選び方
いつから使う? 泡タイプがラクちん!

キッズもママも嬉しい「子ども向けシャンプー」の選び方 いつから使う? 泡タイプがラクちん!

髪の毛が生え揃ってきたら、そろそろ子ども向けシャンプーデビューのタイミング。
あんよができるようになると外遊びも増えて「汗や汚れはしっかり落としたい」「だけど子どもの地肌・髪にやさしいものを使いたい」「泡立てるのも大変だし…」、そんなママ・パパの想いに応える子ども向けシャンプーの選び方を紹介します!

子どもの成長に合わせてシャンプーもステップアップしよう!
子ども向けシャンプーはいつから使う?

ベビーソープから子どもシャンプーにステップアップ

頭から体まで洗える全身用ベビーソープを使っていた赤ちゃんも、成長に合わせて子どもシャンプーにステップアップ!
子どもシャンプーをいつから使うのか、明確な決まりはないので、1~2歳頃を目安に、お子さんの髪質や肌の様子を見ながら切り替えていくようにしましょう

チェックが増えたら、子どもシャンプーデビューのタイミング!

  • 髪の毛が増えてきた
  • 髪が絡まるようになった
  • 頭皮のにおいが以前と変わってきた
  • 汗をたくさんかくようになって、頭皮のベタつきが気になる
  • 「目を閉じて」というと、わかるようになった
  • 自分で頭を洗う真似をする
  • もう“赤ちゃん”は卒業と感じる

先輩ママはこうしました

先輩ママはこうしました

息子は生まれたときから髪の毛がフサフサで、外遊びが増えてきた1歳頃から頭の臭いが気になるようになって子どもシャンプーを使い始めました。泡で出るタイプなら大人もラクちんですし、3歳半ぐらいからは自分で洗っています。(Mさん・4歳の男の子ママ)

先輩ママはこうしました

赤ちゃんからしばらく髪が薄かったので、3歳ごろまでベビーソープで十分でした。ただ七五三のために髪をずっと伸ばしていたので、髪の絡まりが気になってくるようになり、子どもシャンプーに切り替え。6歳になった今では、大人と同じ方が経済的なのでオーガニックシャンプーを家族で兼用しています。(Iさん・6歳の女の子ママ)

もっと大きくなったら… 子どもシャンプーの「卒業」はいつ?

小学生の女の子と男の子

なお、子どもシャンプーは大人も一緒に使うことができるので、「〇歳まで」といった対象年齢に決まりはありません。
ただ、洗浄成分の配合量が少なくなっているものが多いため、汗や皮脂汚れが気になったり、ワックス等のヘアスタイリング剤を付けているときは、汚れが十分にすっきり落とせず、物足りなく感じるかもしれません。
小学生低学年~中学年ぐらいを目安に、活発にスポーツをするようになったり、自分で上手にシャンプーできるようになったら、大人向けのシャンプーに切り替えるとよいでしょう。

子ども向けシャンプーの選び方【5つのポイント】

\こんな子どもシャンプーがオススメ!/

ひとり洗いしやすい泡タイプ
地肌と髪に優しい弱酸性・アミノ酸系
無添加・ノンシリコン
目に入っても沁みにくい
髪が絡まりにくいトリートメント・コンディショナー成分配合

① ひとり洗いしやすい泡タイプ

まだまだシャンプーを上手に泡立てることが難しい子どもには、ポンプを押すだけでふわふわの泡が出てくる泡タイプが簡単。キメが細かくヘタりにくい泡で出てくるものがおすすめです。
子どもはポンプを押して泡を出すのが大好きなので、「お風呂やシャンプーが苦手」という子にも楽しいバスタイムになるはず!

泡で出てくる子どもシャンプー

② 地肌と髪に優しい弱酸性・アミノ酸系

皮脂が少なく乾燥しやすい子どもの地肌に、洗浄力の強いシャンプーは向いていません。
保湿力が高く、不要な汚れのみを落としてくれる弱酸性・アミノ酸系シャンプーがおすすめ。地肌のうるおいを取りすぎず、やさしく洗えるのが特長です。
アミノ酸系の洗浄成分には「ココイルグルタミン酸TEA」や「ラウロイルメチルアラニンNa」などが挙げられます。商品パッケージやメーカーサイトの表記をチェックしてみてください。

【シャンプーの主な洗浄成分の種類と特徴】
アミノ酸系 マイルドな洗浄力で、子どもや乾燥が気になる人に向いています。
石鹸系 天然成分を使用。泡切れがよくさっぱりと洗えるのが特徴。
アルコール系 市販のシャンプーに多い種類で、洗浄力は比較的強めで泡立ちがよい。

③ 無添加・ノンシリコン

肌がデリケートで、化粧品などの成分に敏感な子どもには、成分が極力シンプルなシャンプーを選びましょう。チェックしたい成分には、合成香料や合成着色料、アルコール、パラベン、鉱物油などが挙げられます。
また、子どもの髪にはカラーやパーマによるヘアダメージがまだまだないため、ダメージヘアの補修に使われるシリコン(シリコーン)も必要性は高くありません。

【チェック成分したい成分】

合成香料、合成着色料、アルコール、鉱物油、シリコン(シリコーン)、石油系界面活性剤、パラベン など

④ 目に入っても沁みにくい

子どもがシャンプー嫌いになってしまう原因の多くが「目に沁みる」から。
成分表示で目に沁みるかどうかを判断するのは難しいですが、子ども向けの弱酸性・アミノ酸系シャンプーであれば目に沁みにくい処方のものが多いため、参考にしてみてください。

目を開けてシャンプーする子ども

⑤ 髪が絡まりにくいトリートメント・コンディショナー成分配合

子どもの髪は細くて絡まりやすいので、1本で地肌も髪もケアできるトリートメント・コンディショナー成分が配合されたシャンプーがおすすめです。
特に髪の長い子には、プラスして子ども用のトリートメントやコンディショナーでケアしてもよいでしょう。

ドライヤーで髪を乾かしてもらっている子ども

子どものシャンプー「ひとり洗い」に挑戦!

バスタイムに置かれた子どもシャンプーのイメージ

子どものシャンプーひとり洗いデビューは5歳前後といわれています。「自分でシャンプーできるよ」と興味が出てきたらチャレンジの合図です!
上手なシャンプーのコツを掴んで、楽しみながら少しずつ練習していきましょう。

くし

STEP1 ブラッシング
子どもの髪は細くて絡まりやすいので、特に髪の長い子は事前にクシでブラッシングしておきましょう。

シャワー

STEP2 予洗い
40℃以下の熱すぎないお湯でまずはしっかりすすぎます。髪だけでなく、地肌もしっかり濡らしてくださいね。

シャンプー

STEP3 シャンプー
泡タイプ以外はシャンプー液に少量の水を加えて、まずはしっかり泡立てましょう。泡で出てくるタイプなら簡単!
爪を立てて洗うと頭皮が傷つくので、指の腹で「モミモミ」とマッサージするように洗うのがポイントです。

シャワー

STEP4 すすぎ
シャワーでしっかりシャンプーをすすぎましょう。すすぎが十分でない場合、フケや肌荒れの要因となるので、練習中はママ・パパがきちんとすすげているかチェックしてあげてくださいね。

ヘアドライヤー

STEP5 ドライヤー
お風呂上がりは髪の毛をタオルドライした後、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かします。髪が濡れたままでいると、キューティクルにダメージを与えたり体が冷えるもとに。
小さな子どもにとってドライヤーの操作はまだ難しいので、様子を見ながらママ・パパが手伝ってあげてくださいね。やけどに注意して頭に近づけ過ぎないようにしましょう。

ひとり洗いを応援!
シャンプータイムが快適になるおすすめバスグッズ

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顔に水や泡がかかるのが苦手な子どもに。つばが広すぎないもので、頭位に合わせて調節できるアジャスター付きがおすすめです。

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シャンプーだけでなく、からだのひとり洗いも簡単&楽しく挑戦!ボディスポンジを使えば簡単にソープが泡立ちます。

乾燥ヘアキャップ

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長い髪でも被るだけで水気を吸水してくれるので、ヘアドライの時間を短縮してくれます。