男の肌トラブルはメンズ化粧水を味方に!
ニキビ・乾燥など悩み別選び方ガイド

男の肌トラブルはメンズ化粧水を味方に!ニキビ・乾燥など悩み別選び方ガイド

メンズ化粧水が気になっているけど、どの商品を買えばいいのか分からないという方も多いのでは?
特に男性の肌は、乾燥しやすいほか、毎日の髭剃りや紫外線などで肌へのダメージを受けやすいため、化粧水できちんと保湿してあげることが大切です。 肌のべたつきや乾燥、ニキビなどの肌悩みを対策して、清潔感のあるクリアな肌を目指しませんか?

 

乾燥しやすく、ベタつきやすいメンズ肌!

男性の肌の特徴

▼ メンズ肌の特徴

  • ・水分は少なく、皮脂が多い
  • ・Tゾーンがべたつきやすい
  • ・Uゾーンは乾燥しがち
 

男性の肌の水分量は女性の半分といわれ、うるおい不足を解消しようと、皮脂が多く分泌される傾向にあります。過剰な皮脂は、テカリの元となるほか、毛穴が目立ちやすくなる原因にもなるため、 化粧水でしっかりと保湿して、皮脂の過剰な分泌を抑えてあげることが大切

また、額や鼻にかけての「Tゾーン」は、脂っぽい反面、顎や口まわりの「Uゾーン」は、乾燥しやすいといった特徴も

特に男性は、日々の紫外線によるダメージや、毎日の髭剃りによって肌表面にある角質や皮脂膜まで必要以上に剃り落としてしまうこともあるため、乾燥や肌荒れに悩む男性も多いのではないでしょうか。

20~40代男性の半数以上は化粧水を使っている

メンズの化粧水の使用率

※自社調査より(アンケート回答者:合計289人)

では実際に、どれくらいの男性が化粧水を使っているのでしょうか?

自社調査より、20歳~49歳の男性で化粧水を使っている人の割合は、全体の約6割程度と、半数以上が化粧水を使ってスキンケアを行っていることが分かります。中でも、35歳~39歳までの男性では、化粧水の使用率が約7割という結果に。

また、20歳~24歳でも7割近い使用率になっていることから、いずれもメンズの幅広い世代で、化粧水を使ったケアがスタンダードになりつつあるといえます

化粧水だけのケアはNG?乳液との違い

肌のイメージ図

そもそも、化粧水だけで保湿ケアは十分なのか気になる方もいるかもしれませんが、まず化粧水は乳液とダブルで使うのが基本!と覚えておきましょう。

せっかく化粧水で肌へ水分を与えても、うるおいをキープするためのケアをサボってしまうと台なし!化粧水の後は、乳液でしっかりとフタをして、うるおいを逃がさないようにしましょう。

化粧水&乳液が1本で完了するオールインワンタイプもアリ◎

ダブル使いが面倒という場合は、化粧水や乳液など複数の機能をもつオールインワンタイプがおすすめ。1本でケアが完了するので、手軽に時短ケアがしたい方はぜひ試してみてください。

男性向け・女性向け化粧水の違い。女性用を使っても大丈夫?

男性向け・女性向け化粧水の違い。女性用を使っても大丈夫?

男性用と女性用化粧水の違いが分からないという方も多いかもしれませんが、基本的に男性が女性向けの化粧水を使っても問題ありません

ただし、男性向けの化粧水は、水溶性の保湿成分が多く、肌にうるおいをしっかり与えて、過剰な皮脂分泌を抑えてくれる作りになっているアイテムが多いです。また、さっぱりとした使用感が多いのも特徴といえます。

一方、女性向け化粧水の中でも、オールインワンタイプや、エイジングケア、高保湿タイプなどは、とろみが強く、べたつきを感じやすいものが多いです。

べたつきが苦手な人や、顔の脂っぽさが気になる方は、さっぱりタイプやメンズ向け化粧水を試してみるとよいでしょう◎

メンズ化粧水の選び方4つのコツ

洗面所に置かれたメンズ化粧水

化粧水は毎日使うものだからこそ、肌質や悩みにマッチするものを使いたいと思う人も多いはず。選び方を押さえて、ベストな化粧水を選びましょう!

メンズ化粧水をプレゼントとして贈りたいと考えている方もぜひ参考に◎

1.肌タイプ別に選ぶ【脂性肌・乾燥肌・普通肌・混合肌】

人によって、オイリー肌や、乾燥肌など、肌タイプは異なります。まずは以下の表を参考に、肌タイプに合った化粧水をチェックしてみてください。

▼肌タイプ別!おすすめ化粧水の成分例

肌タイプ 成分例

脂性肌

脂性肌

・水分は少なく、皮脂が多い
・Tゾーンがべたつきやすい
・Uゾーンは乾燥しがち

・オレアノール酸
・ダイズ種子エキス
・ビタミン C 誘導体

乾燥肌

乾燥肌

・肌がカサカサする
・肌荒れしやすい

・ヒアルロン酸 Na
・加水分解ヒアルロン酸
・ハトムギ種子エキス
・トレハロース
など

普通肌

普通肌

・水分と皮脂のバランスがとれている
・肌トラブルが少ない

・ヒアルロン酸
・セラミド
など

混合肌

混合肌

・脂っぽいのにカサつく

・イノシトール
・セラミド
・プロリン、PCA-Na などのアミノ酸
など

脂性肌タイプの人は、過剰な皮脂の汚れが原因でニキビや毛穴詰まりなどの肌トラブルを引き起こしやすいため、オレアノール酸やダイズ種子エキスなどの皮脂の分泌を抑える成分が配合された化粧水がおすすめです。

一方、乾燥肌タイプの人は、ヒアルロン酸Naやトレハロースなどの高保湿の成分が配合されているかチェックしてみましょう。

普通肌の人や、特に肌悩みがないという場合は、セラミドやヒアルロン酸などの代表的な保湿成分に注目してみてください。セラミドは、肌を外部刺激から守る働きがあるため、マスク等で肌荒れが気になる場合にもおすすめです

脂っぽいのに乾燥も気になるという混合肌タイプの人は、イノシトールなどの皮脂分泌をコントロールする成分に加えて、セラミドなどの保湿に効果的な成分が配合された化粧水を試してみるとよいでしょう◎。

2.敏感肌の人は、低刺激処方の化粧水で労わりケアを◎

肌負担が少ない化粧水の特徴

肌がデリケートな人は、肌への負担が少ない化粧水がおすすめ。

特に、肌の乾燥や、髭剃り後に肌のヒリヒリ・かゆみがある人は、合成成分フリーやエタノールフリーで、肌への刺激が少ない化粧水を選ぶと良いでしょう。
エタノールは、肌へのスーっとした清涼感を出す成分ですが、肌への刺激となってしまう場合もあるため注意が必要。
選ぶ際には、「低刺激処方」や「無添加処方」などの表記をチェックしてみるとよいでしょう。

また、メーカーがテストを行った印として、○○テスト済みの記載があるものも。
例えば、「ノンコメドジェニックテスト済」と記載のある商品は、ニキビができにくいことを確認するテストを行っています。
必ずしもニキビができない、というわけではありませんが、ニキビでお悩みの方は試してみるのも1つの手です◎。

さらに、化粧水と肌との相性を確認するためには、使う前に腕などでテストを行ってみることをおすすめします。

3.肌悩み別に選ぶ【ニキビ・毛穴・エイジング】

肌トラブルに悩む男性

ニキビや毛穴など、人によって肌悩みはさまざま。また、30代になってから肌のカサつきや、小ジワが気になる……など加齢に伴って肌悩みも変化するのもの。
以下で、肌悩みにアプローチできる成分をチェックしてみてください。

▼ 肌悩み別!おすすめ化粧水の成分例
肌悩み別 成分例
ニキビ グリチルリチン酸2K、サリチル酸、アラントイン、ビタミンC誘導体 など
毛穴 ビタミンC誘導体、フラーレン、フルーツ酸(AHA)、ビタミンE など
エイジング(シワ・たるみ・シミ等) ビタミンC誘導体、エラスチン、レチノール、ペプチド、フラーレン など

ニキビ対策には、グリチルリチン酸2Kやアラントインなどのニキビや炎症を抑えてくれる抗炎症成分や、ニキビ跡には美白有効成分として知られるビタミンC誘導体などの成分もおすすめ。

また、年齢を重ねるごとに徐々に表出するシワ・たるみ・シミ等の肌悩みには、エイジングケアに特化した化粧水を取り入れてみましょう◎。

髭剃り後の肌荒れには、アフターシェーブローションもおすすめ◎

髭剃り後の肌荒れが気になる場合、髭剃り用の化粧水であるアフターシェーブローションを試してみて。アフターシェーブローションは抗炎症成分が配合されたものが多く、髭剃り後のヒリヒリや、赤み、かゆみなどの肌ダメージをケアしてくれます。

カミソリ負けの治し方や対処法については、以下記事をチェックしてみてください。

4.好みの使用感で選ぶ【さっぱり・しっとり】

手のひらに化粧水を出す様子

化粧水は、主にさっぱりタイプとしっとりタイプの2つがあります。

しっとりタイプは保湿力が高く、とにかく乾燥が気になるという方におすすめ。
一方、脂性肌の方や、肌へのべたつきが苦手な方は、さっぱりタイプから使ってみるとよいでしょう。

使用感はパッケージの記載や、以下のような保湿成分で見分けることができます。

▼おすすめの保湿成分

  • ・さっぱり派…アミノ酸、グリセリン、DPG、BG など
  • ・しっとり派…ヒアルロン酸Na、コラーゲン、セラミド、レシチン など
 

メンズ化粧水の使い方をマスター!

自分に合った化粧水を選ぶのと同じくらい、化粧水の使い方も肝心!化粧水を正しく使って、みずみずしい肌をキープしましょう。

メンズ化粧水を使うタイミング!

化粧水は、朝晩1日2回、洗顔後すぐのタイミングで、スピーディーに塗るのがベスト!以下のステップを参考にスキンケアの基本を押さえましょう。

▼スキンケアの基本!3つのステップ

  • 洗顔料

  • 化粧水

  • 乳液

洗顔で汚れをスッキリ落とした後は、化粧水→乳液の順番で塗っていくのがスキンケアの基本。化粧水後は、うるおいを逃がさないために乳液を塗ることも忘れずに。

時短ケアがした方は、洗顔後、1本でケアが完了するオールインワンタイプもおすすめです◎。

化粧水の塗り方!簡単2ステップ

化粧水は、朝晩1日2回、洗顔後すぐのタイミングで、スピーディーに塗るのがベスト!以下のステップを参考にスキンケアの基本を押さえましょう。

STEP1. 手のひらに500円玉台くらいの化粧水を出す

手のひらに500円玉台くらいの化粧水を出す様子

商品によって異なりますが、目安として500円玉大くらいの化粧水を手のひらに出します。つける量が少なすぎると、保湿効果が十分に得られない場合も。規定量を塗って、肌にうるおいをしっかりと与えましょう。

化粧水を手のひらに出した後、両手で軽く温めててから塗布すると、より肌へ浸透しやすくなります。

STEP2.手のひらを使ってやさしく丁寧に塗っていく

手のひらを使って化粧水を塗っていく様子

手のひらで肌をやさしく包み込むように押さえて、化粧水を肌に浸透させます。
この時、肌にまんべんなく行きわたらせるようにムラなく塗っていくのがコツです

普段のケア方法を見直して、正しいスキンケアを続けましょう!

<まとめ>肌質や肌悩みに合ったメンズ化粧水で正しくケア!が肌印象アップの近道

男性の肌は女性の肌に比べて、肌の水分量が約半分と乾燥しやすい状態です。くわえて、髭剃りや紫外線による肌ダメージを受けやすく、乾燥や肌荒れなどのトラブルに悩まされやすいのも特徴といえます。そのため、男性であっても化粧水できちんとケアして、肌の調子を整えることが大切。
自分に合う化粧水&正しいケアを習慣にして、自信の持てる健康的な肌を目指しましょう!

\【まとめ】メンズ化粧水のポイント/

✓メンズ肌の水分量は女性の半分、乾燥しやすくべたつきやすいのが特徴
✓保湿ケアは化粧水と乳液のダブル使いが基本
✓メンズ化粧水は、肌タイプや肌悩みに合わせて選ぶ
✓使う順番は「洗顔→化粧水→乳液」が鉄則
✓時短ケアにはオールインワンタイプのメンズ化粧水がおすすめ